結婚活動




結婚活動(結婚について)

 

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2020年 4月1日 全面リニューアル

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このページでは、結婚に関する私の考え方を紹介します。

結婚に求めるものは、人によってさまざまですし、また時代や国、住んでいる地域、男女、年齢、職業等によって異なります。 

従って、ここでは「結婚とは何か」などと言う大それた命題を掲げることはできません。

ただ、少ない私の経験から、結婚するとした場合、どの様な点に注目して相手を選んだ方が結婚生活が楽しく、また長続きするかについていくつかお話させていただきます。

  • 生活に関する基本的考え方の一致

結婚生活は、通常長いものですので、その間 常に二人で生活して心が和むには、生活に関する基本的考え方が一致していることが、一番大切な点だと思います。

長い結婚生活の間には、いくら仲が良い夫婦でも常に心が和む時間ばかりではありませんが、それでも生活に関する基本が一致していれば、二人の生活にも安定してきます。

若い時は、自分にない性格等を持つ異性に心惹かれるものです。
安定志向の人は、冒険的な人に惹かれたり、逆に冒険的な人は、家庭的な人に惹かれたりします。

ただ、一時的に自分と全く相反する性格の人に惹かれることがあっても、結婚して常に一緒に長い間共に暮らし、家庭を築いていくとなると、基本的な性格、人生に関する基本的な考え方が一致していないと、お互いに毎日の家庭生活に疲れてしまうと思います。

  • 性格等の一致

ここでは、上記の(1)の話と、少し逆の方法の話となりますが、性格も生活に関する考え方等が100%一致する相手を探さない方がいいと思います。

若いときは、世界中の異性から自分にピッタリの人を探そうなどど考えることもありますが、現実問題として、その様な人と巡りあうことは殆どありません。

相手と性格等が70%も一致していれば、十分です。
50%の一致でもOKです。

性格等が一致し過ぎると、結婚当初はいいかも分かりませんが、長く一緒に生活していると、逆に相手と一緒にいると疲れてきます。

磁石でも、同じ極同士(N極-N極、S極-S極)は反発しますが、異なる極(S極-N極)は引き合います。  人間も磁石と同じところがあると思います。

  • 結婚生活について

上記に関連して、結婚生活の中でもお互いに無理して100%一緒に居ることは、ありません。またお互いに100%合わせる必要もありません。
逆に、一緒に居るのは50%程度で充分です。それが結婚生活が長続きするコツだと思います。

今まで、違う家庭環境等で育った二人が結婚するのですから、いくらお互いに惹かれて結婚しても、実際に結婚生活を始めると、いろんな点で、生活の習慣の違いが現れてきます。

家の中の、家具、食器等の生活基盤の準備段階から始まり、実際の生活が始まってからも、朝起きた時の、顔の洗い方、歯の磨き方、朝食の内容(パン食、ご飯)から始まって、夕食時の食事の内容(和食、洋食)、箸の上げ下ろし、食器の洗い方、片付け方、洗濯物のたたみ方、掃除の仕方等、あらゆる場面でお互いの生活習慣の違いに直面します。

そんな時、お互いに、自分の習慣を相手に強制するのではなく、50%程度一致していれば良いのです。

結婚生活の前半は、夫婦で商売をしていない限り、日中は、男性は会社で仕事をし、女性も会社で仕事をしたり、家で育児をしたりで、お互いに別の場所等で生活しているので、お互いに一緒の時間は、おのずと50%程度になります。

土曜日、日曜日等の休日は夫婦で100%一緒にいることも可能ですが、やはり50%程度は、それぞれの趣味やそれぞれの友人等と時間を過ごすことが大切です。

結婚生活も後半になると、男性も退職し、毎日自宅にいるケースが多くなります。

また、子ども達も結婚等して独立して家を出ていき、毎日家では夫婦二人だけの生活になります。
この段階になると、何も工夫しないと毎日家で夫婦二人で100%一緒にいることになります。この時は意識的に別々の時間を持つようにして、常に夫婦一緒の生活にならないようにすることが、結婚生活の後半を楽しく過ごす上で、大切です。

家でも、夫婦それぞれの部屋を確保し、朝食、昼食、夕食等の時間以外は、それぞれの趣味や読書、昼寝でもいいでしょう、お互いを気にしないで自由に過ごすことが、二人での食事等を楽しくするこつかと思います。

例えて言えば、硬い接着剤は、二つの材料をしっかり接着しますが、ちょっと無理な力が加わると、あっさり割れたり剥がれてしまいます。 それに対して柔軟性のある接着剤や、ゆとりのある結合ですと、多少力を加えても、接着剤等の柔軟性、ゆとりが、外部からの力を逃がしてくれ、割れたり剥がれたりしません。

人間も同じように、夫婦もお互いに、柔軟性や余裕を持った関係でいれば、長持ちすると思います。

  • ビジネスと結婚

ビジネスと結婚生活は、大きく異なりますが、つい混同して結婚相手を選んでしまうことがありますので、注意が必要かと思います。

夫婦二人で、ビジネスをやって行く場合以外、職場で、バリバリ仕事をこなしている男性や女性に、お互い惹かれますが、そのビジネスの能力だけで、家庭生活を築いていくことはできません。

家庭生活では、お互いを労り尊重することも一つの重要な要素ですので、会社でのビジネス能力だけを見て、結婚相手を選ぶと、家でもビジネスライクな生活で、ギスギスした生活になったり、逆に家庭では、全くなにもしない人だったりする場合もあります。

最後にまとめると、結婚相手には「生活に対する基本的考え方が一致」する人を選び、結婚後は「お互いに50%程度は別々の生活時間」を持って「緩い関係で長続き」がいいのかなと思います。



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